SNSで炎上する人は、童話を読む所からやり直した方がいいんじゃなかろうか?
ツイッターやfacebookが日常に溶け込んできているにもかかわらず。
SNSでの炎上問題はあとをたたない。
妊婦に膝カックンしたいと言って、事務所を首になった俳優。
差別発言をして、小説が発売停止、アニメ化の話も無くなった小説家。
これが、サービス初期ならまだ擁護もできる。
こういったサービスで発言することの意味がわかりきっていないからだ。
しかし今は、SNSは世の中に浸透し様々な炎上騒ぎがあった。
前例なら数え切れないほどあるわけで。
だから私たち一般人でも、ここでの発言は公での発言と同じレベルのものだと知っている人が大多数だと私は考えている。
(だから、裏アカウントなるものを作って、そこで愚痴やらをこぼす人種がいるのだと思うが)
にもかかわらず。
炎上騒ぎが消えない。
しかも、本人だけでなく回りにも多大な迷惑がかかる立場の人間が炎上を起こす。
本人たちには、このツイートが自分だけじゃなく、回りの人の人生すら巻き込む大問題になるとは想像していないのだろう。
よしんば想像していたとしても、それを無視してでも言いたかったということなのだろうか?
いずれにせよ、人間を表現する職業に携わっているはずが、人間に対する想像力がなさすぎるんだよなぁ。と頭が痛くなる。
これはもう、王様の耳はロバの耳でも1万回でも2万回でも理解するまで聞かせるしか方法がないんじゃないかという気さえする。
言っちゃいけないことは隠れて言っても、いつかはバレるよ。
だから、言わない方が自分のためだよ。
ってレベルのことすら理解していないのだから仕方がない。
しかも、スマホは誰も聞いていない穴の中ではなく。
不特定多数と繋がる事ができる、いわば公共の場で言ったも同然なのだから。
もし、彼らを擁護できることがあるとしたら。
それは、彼らが多大なストレスの中、日々仕事に励んでいるだろうことだ。
正常な判断ができないほどのストレスの中、彼らは仕事をしてきたのかもしれない。
しかし、そのストレスが当たり前のことにすら気がつけなくなるほど強いものだとしても。
そのストレスを表現へと昇華することができるのが、表現者ではなかろうか。