お品書きは「僕のすき」

料理をレシピとして残すように。日々の思いを言葉に。

才能の種は何処にある?

今日、明日二回にわたり、才能とはなんぞやについて。

僕の考察を書き記したいと思います。

 

 

なぜ、書きたいと思ったか。

それは、自分を納得させ先へ進む為です。

 

僕は、自分に才能というものがあるのか。

あるとしたら、どんな才能なのか。

そもそも、才能が無かったらどうしたいいのか?

ずっと、悩んできました。

 

 

”おれはずっと不思議だった

どうしてこの世は「持つ者」と「持たざる者」に分かれるのか

どうして「愛される者と」「愛されない者」が在るのか

誰がそれを分けたのか。どこが分かれ道だったのか。”

羽海野チカ ハチミツとクローバー 9巻P47?

 

 

僕は、分かれ道とは生まれる前から決まっているもの。

そして僕は、ない側の道に立たされたのだと、長いあいだ勘違いをしてきました。

 

勘違いが解けるきかっけは、沢山の友達からもらった言葉でした。

「増木さんみたいに私には出来ないなー」

もしかしたら、才能とは自分が「出来て当たり前」だと思っていることの中に隠れているのかもしれない。

 と気が付き、考え続けてきました。

 

そして、才能とは何かをやっと言葉に出来るようになってきました。

では、本題に入っていきましょう。

 

まず、才能とはなにかを定義します。

 

『才能とは、先天的な強みと後天的な学びで鍛えあげた刀である』

 

僕は、才能とは日本刀の構造と似ていると思っています。

日本刀は一つの鉄から出来ている訳ではありません。

数種類の鉄材を重ねて、叩き馴染ませながら作ります。

才能も、持って生まれた強みと学びを混ぜ合わせ、鍛える事で開花するものなのです。

 

 

”十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人”

ということわざも示す通り。

人は持って生まれた強みだけでは、駄目なんです。

先天的な強みと、後天的な学び。それらが混ざり始めて真の才能となるのです。

 

では、先天的才能と後天的才能の違いは何か。

それをはっきりさせていきたいと思います。

 

まず、先天的才能、いわゆるギフトは。

動物的な力、生き物としての能力が中心となります。

例えば。身長、体重、性別、筋力、運動能力、視力、体力、理解力、性格、個性、など

 

後天的才能、チョイス(造語です)は。

それ以外全般の才能をさします。

記憶力、会話術、技術、発想力、知識、教養、学力、努力、思考力、人間関係など

 

そして、二つの才能の特徴は以下の通りです。

 

ギフトは、チョイスも含まれる才能から生まれた時には備わっている才能。

チョイスは、生まれてから自分で選び、習得した才能。

 

そして、補足ですが、一番大事なことは。

チョイスはギフトの一部は習得できません。

そして、チョイスで得た才能でギフトを超えるのは難しい事が多いです。

 

RPGの職業システムに例えると分かり安くなります。

つまり、ギフトはメインジョブ。チョイスは、サブジョブ。

と、言い換える事が出来ます。

 

ゲーム慣れしてない方向けに説明しますと。

軸となる職業とは別に、サブの職業を選択出来る。そんな感じです。

つまり、戦士+魔法使いで魔法戦士といった具合。

 

そして、考えればすぐわかると思いますが。

魔法戦士が魔法使いより優れた魔法を使うのは、難しいですよね?

モチはモチ屋。メインの職業でやってる人のが、有利なのは、自明の理です。

 

 

 

さて、才能とは、どんなものか少しは分かって頂けましたでしょうか?

 

そんな所で、今日はここまで。

明日は、才能の活かし方について書ければと思っています。