お品書きは「僕のすき」

料理をレシピとして残すように。日々の思いを言葉に。

「残す」は人の為ならず?

ブログを始めて、改めて思うことがありました。
それは、ブログを書くという行為は、非常に人間的な行為だという点です。

 
ブログを書く。
つまり、遺伝子以外の方法を持って自分を残す。
という行為が動物と人間の一番の違いと僕は思っています。
 
言葉を使う様になったことすら、残す為の手段では無いかと思っています。
自分の気持ちや、気付いたことを、自分で無い誰かに伝えたい。忘れないで欲しい。
そんな単純な理由だったのではないでしょうか。
 
 
最初は、凄く単純な事しか残せなかったはずです。
作った道具を渡したりとか。狩り場等の情報を子供に伝えたり。
そういった行動を見た他の人間たちが、真似を始めたのだろうと僕は想像しています。
そして、その形は個性的な広がりを見せていきます。
 
ある人は、絵で。
ある人は、歌で。
ある人は、言葉で。
ある人は、モノで。
 
残された物たちが、人の思考をより複雑に。より深くしていきます。
全てを自分の頭で考え出さなくてもいい。
つまり、ショートカットが出来る様になり、より先に、より速く進めるようになったのです。
ルネッサンスはその最たる例ですね)
その恩恵たちが、今の僕らの生活を形作る土台になっていく訳です。
 
 
しかし、「残す」事には欠点もあると僕は思っています。
それは、考える技術を身につけないと自分や他人が残したものに振り回されてしまうという点です。
他人が残したものは想像しやすいと思います。いわゆるトラウマというものです。
わかりやすい分、誰もが対処を始めようと努力します。
 
問題なのは。
自分が残したものは気付きにくく、振り回されやすいという点です。
 
 
 
上手く、まとまりきらなかったので、続きは明日!
続きが気になった方、いたらすみません!!