情熱大陸へと民族大移動を引き起こすヒント
リーダーとは、悩み多き孤高の存在だな。
実際にリーダーという立場を体験して思った。
誰よりも明確なヴィジョンを掲げ。
誰よりもワクワクし。
誰よりも行動をし続け。
誰よりもメンバーのフォローをする。
本当に大変で、でもその分のやりがいはあるポジションです。
そんなリーダーの悩みの中でも。
『メンバーの情熱をどうやって引きだすのか』
この悩みから解放されたいと思うリーダーは少なくないのではないか。
と僕は思う。
かくいう僕もその一人だったからだ。
今日は、僕が今までやっていたことが。
『効果が無い、もしくは情熱が持続しないことだったのか』
を書きだしつつ、その対策方法を書いていく。
このプロジェクトが成功すると如何に素晴らしいかを語る。
一見すると、やって当たり前のことに見える。
だからこそ気を付けなければならないことがある。
『一方的に話を進めてはいけない』
これを忘れないでほしい。
大事なのは、成功のビジョンをそれぞれがイメージ出来ることであって。
あなたが情熱的に話す姿を見せることではない。
(よほどのカリスマか、話術に長けていれば別だが)
では、どうすればいいのか。
ぜひメンバーに質問を投げかけてほしいのだ。
メンバー自身がプロジェクトに対して当事者意識を持つこと。
それが、情熱を持って貰う第一歩だからだ。
質問の方法は。
- 成功したらどんな良い事が起こるか?
- お客さんはどんな喜びを体験するのか?
- 達成出来たら、自分はどう感じるのか?
- どうして、このプロジェクト面白そうって思ってたの?
等など、具体的かつ、答える範囲が比較的絞られている方が良いと思います。
出来たら、相手の答えを復唱し、褒めてあげましょう。
そうすると、相手は「理解してくれた」と感じて、よりやる気を持ってくれることでしょう。
一回、情熱が伝わったと感じたらOK
意外と盲点な部分だと思います。
というのも。
確かに情熱が伝わりきっていれば、問題はないのですから。
それに、伝わったと感じたならば。
熱を伝える時間を別のことに回そうと考えるのがリーダーってものです。
確かに伝わりきっていれば問題は無い。
問題なのは。
きちんと全員が同じ熱量を持ち続けているのか?を確認しているかどうか。
という点だ。
鎖をひっぱったら弱い部分からちぎれるように。
チームというのも、一番弱い部分が情熱の水準になってしまいがちです。
一度伝わったとしても、定期的に情熱の量を確認してあげて下さい。
情熱は話し合うことでしか伝わらない
僕が今日一番伝えたい事はこれ。
方法論は話し合うことだけではないのだ。
むしろ、話すのは確認には向いてるが、伝えるのには不向きだと感じている。
では、何をすればいいのか。
とにかく、自分が情熱的に動いている様を見せ続けることだ。
(そして、その時に俺は情熱的だぜってアピールしないこと)
これだけで充分なのだ。
これに、テクニックを加えるなら。
小さなことでも成果がでたら逐一、メンバーに報告するといい。
成果が出ているんだという安心感や、
行動に対する誠意が伝わり、あなたの話に耳を傾けてくれる人が増えていくはずだ。
最後に、誰の言葉か忘れたが。
今リーダーに疲れた時に思い出すことにしている言葉を紹介したい。
人に従う人生を歩みたくなければ、リーダーたれ。